古い友が宇奈月に訪ねて来てくれた。
静岡県富士市で富士調理技術専門学校の理事長・校長 望月耕二郎先生と学校の顧問で富士市の教育長の加藤先生である。
校長の学校、調理師免許はもとより、30年前から不登校も生徒を受け入れ、東海大学付属校と協力関係にあり、高校卒業、調理師資格がとれる。また、最近では介護調理技術訓練校でもある。
詳しくはhttp://www.fujicyori.com/gakkou_shoukai/enkaku.htmlを見てください。
彼とは30年来の友人、
山梨県で合宿、横浜での寮の調理を中心にボランテイアで手伝ってくれた。
その時、彼は学校の副校長であり、服部栄養専門学校(服部幸應校長)で栄養士の資格を取る勉強を学んでいた。その卒論は「不登校生徒の食事療法」だった。
先生とお話していると、30年前の元気だった30代後半の青春時代に戻り、エネルギーが湧いてくる。私の不登校の児童生徒・ひきこもり研究の土台を作ってくれた恩人のひとりである。
今回の目的は旧交を温めるだけではなく、不登校・ひきこもりの若者のために、さらなる、連携協力をしていければ、何か、新たに生まれるのではないかという模索である。
学歴もひとつの資格ではあるが、彼らにとって、最も大切なことは、「どんな条件でも生き抜ける力をつけること」と力説する望月校長、私もその通りだと思う。
残り少ない人生を楽しみながら、何か、最後に出来るのではないかという、生来、青春と標榜する中年悪がき隊の思いでもある。